Steamバンドルで安く買う方法(コンプリート・ザ・セット/フランチャイズパック/DLCまとめ)
文 Lowstamp 運営者 · 2026-06-20
Steamでゲームを買っていると、同じゲームでも買い方がいくつもあることが多いです。本編だけを単品で買うこともできれば、本編に追加コンテンツ(DLC)まで全部入った詰め合わせを一度に買うこともできます。こうした詰め合わせ商品をSteamではバンドルと呼びます。うまく選べば同じ内容をより安く手に入れられるので、知っておくと長くお金の節約につながります。この記事では、Steamバンドルの種類と賢く買う順番を、やさしい言葉で解説していきます。
以下に書かれた価格や割引、セール時期はすべて、その時々で変わりうる一例です。実際に買う直前には、そのゲームのSteamストアページで最新の価格をもう一度確認してください。
Steamバンドルって何?
バンドルとは、複数のゲームや追加コンテンツをひとつにまとめて売る商品のことです。たいていは別々に買うより安く設定されています。たとえば、あるアクションゲームが本編5万、拡張パック2万、衣装パック1万でバラ売りされているとします。全部合わせると8万ですが、3つをまとめたバンドルなら6万5千のように少し値引きされた価格で出る、という具合です。つまり同じ内容を一度に買いながら、ちょっとした割引まで受けられる仕組みです。
Steamでよく見かけるバンドルは、大きくいくつかの形があります。名前が少し違っても中身の考え方は似ています。
- コンプリート・ザ・セット:あるゲームの本編と、それに付くDLCをまるごとまとめた詰め合わせ。ゲーム1本の全コンテンツを一度に揃えたいときに使います。
- フランチャイズパック:同じシリーズの複数作品を集めた詰め合わせ。たとえば1作目・2作目・3作目をまとめて入れる形です。
- DLCまとめ(シーズンパス含む):本編を除いて追加コンテンツだけを複数まとめたもの、またはこれから出るDLCまで先にまとめて売るシーズンパス。
- 開発元・パブリッシャーまとめ:ある会社が作った複数のゲームを集めた詰め合わせ。その会社のゲームを幅広く好きなときに有利です。
すでに持っている分は差し引かれます(Steamの賢い計算)
バンドルでいちばんうれしいのがこれです。バンドルに含まれる項目のうち、自分がすでに持っているものがあれば、Steamはその分を差し引いて表示してくれます。これをコンプリート・ザ・セット方式と呼びますが、要するに空いている枠だけ埋めてくれるわけです。たとえば本編をすでに買っていて拡張パック2つが残っているなら、バンドル全体の値段ではなく、その拡張パック2つ分だけが請求されます。
そのため、本編をセールのときに先に安く買っておき、あとでコンプリート・ザ・セットの詰め合わせで残りのDLCだけ埋める作戦がうまくいくことも多いです。ただし、いつもそうとは限りません。最初からすべてをまとめたデラックス版のほうが全体として安く出ることもあるからです。だからこそ、両方を直接見比べる習慣が大切です。
注意:すでに持っている分を差し引く計算はSteamが自動でやってくれます。ただし、詰め合わせの中には個別の項目に分けて買えず、まるごとだけで売られているものもあります。カートに入れて最終金額を必ず確認してください。
単品 vs バンドル、どう比べる?
ポイントはシンプルです。自分が本当に楽しむ項目だけを選んで別々に買ったときの合計と、バンドルの値段を見比べるだけです。バンドルには、使わない衣装パックやサウンドトラックのように、自分には価値のないものが混じっていることがあります。そういうものがたくさん入っているからバンドルが安く見えているだけなら、自分のほしいものだけで計算すると単品のほうが得な場合もあります。
- バンドルの中身をずらりと開いて、そのうち実際に遊ぶ・使うものだけに印をつけます。
- その項目だけを単品で買うときの値段を足してみます(セール中ならセール価格で)。
- その合計とバンドルの値段を比べます。バンドルが安ければバンドル、単品の合計が安ければ単品。
- 本編をすでに持っているなら、コンプリート・ザ・セットで差し引かれる金額も反映してもう一度比べます。
ここでもうひとつ押さえたいことがあります。バンドルの値段が安く見えても、それが本当に最安値レベルなのか、それとも普段の価格から少し引いた程度なのかは別に見る必要があります。本編の現在の価格が最安値に近いかをLowstampで確認し、「今買っていい?」の判定もあわせて見ると、バンドルを今買うか次のセールを待つかの判断がぐっと楽になります。価格推移のグラフで最近の傾向まで見れば、さらに安心です。
シリーズ物・DLCの多いゲームのための戦略
DLCがやたらと多いゲームがあります。人生シミュレーション系や戦略・経営系、リズムゲームなどは追加コンテンツが何十個にもなることがあります。こうしたゲームはフルセットの値段が負担になりがちなので、アプローチを分けて考えるのがおすすめです。
- 必要なものから:DLCが何十個もあるなら、全部買うより評価が高く中心とされる数個だけを単品で選ぶほうが節約になります。
- 大型セールを狙う:シリーズ全体のバンドルは、大きなセールの時期により深く割引されることが多いです(ただし時期はあくまで予想で、保証はありません)。
- シーズンパスに注意:これから出るDLCまで先にまとめて売るシーズンパスは、約束されたコンテンツが全部出るか・評判が良いかを事前に知れない点を踏まえてください。
- 最新作から:シリーズが初めてなら、わざわざ全作品を買うより、最新作や最も評価の高い1本から始めるのも手です。
購入前のチェック手順
バンドルを前にして衝動的に購入ボタンを押す前に、下の手順を一度ずつ確かめるだけで後悔がぐっと減ります。数分で終わるチェックです。
- バンドルの中に何が入っているか開いて、自分が本当に楽しむ項目を見分けます。
- すでに持っている項目があれば、差し引いて計算されるか(コンプリート・ザ・セットの金額)を確認します。
- ほしい項目だけを単品で買ったときの合計とバンドルの値段を比べます。
- 本編が今、最安値に近いか、もうすぐより大きなセールが来そうな時期かを見極めます。
- 返金が必要になる場合に備えて、バンドルは含まれる全項目のプレイ時間を合算して判断される点を覚えておきます。
- 決めたら、カートで最終的な請求金額をもう一度確認してから支払います。
購入は正規のSteamストアだけにしてください。定価よりとんでもなく安い外部のキー販売サイト(グレーマーケット)は、不正購入されたキーや地域ロック、あとからの回収といった危険があるためおすすめしません。少し安くするために、アカウントとお金を賭けることになりかねません。
まとめ:バンドルは道具にすぎず、基準は自分の好みと価格
バンドルはうまく使えば同じ内容をより安く手に入れる良い道具ですが、安く見えるからといって必ず得とは限りません。遊ばないゲームがたくさん入っていれば単品のほうが良いこともあり、今の値段が普段どおりなら次のセールを待つほうが良いこともあります。基準はいつも2つです。自分が本当に楽しむものだけで計算したときの価格、そして今が本当に安い時期かどうか。この2つをLowstampの最安値と「今買っていい?」判定で確認すれば、バンドルを前にしても流されず、賢く買えます。
バンドルは安いのではなく、合うときに安いのです。自分が遊ぶものだけで計算し、最安値で時期を見ましょう。